なぜかいじめられる・嫌われる

親や祖父母の話を聞いていたら「なぜだかいつもいじめられる」「いつも嫌われちゃう」という話がある場合、親や祖父母が出口のない怒りや不安を抱えていることが暗示されています。

怒りや不安を感じること自体は自然ですが、それを健全に表すことができていない点が、不健全です。この状態が続くと、脳の一部が過活動となるから、気が大きくなるとかキレるとか、狂ってるとしか思えない行動(自分を破滅させるかのような動き)をとったりします。そうすると、人が離れていくし、「関わりたくないから」と必要な情報も最低限しか共有されなくなって、いじめられてる風や嫌われてる風になっていきます。

そうすると「誰にもわかってもらえない」という万能感(誰にもわかってもらえないくらいすごい)が生まれていきます。その証拠にその辛さを変えるために、自分を変えようとは思いません。耐えることをして辛いとは言っても、自分を開いて誰かに助けてもらえる態度はとらなかったり、内省はできなかったりします。「自分で考えないと」ともう限界を感じていても耐えて、「自分で考えている劇場」を始めるのも、万能感です。「自分が何とかしないと」という発想も、既に「できない」とわかった上で思っていたりするのだから、万能感です。委ねる・任せる、といったことができないのが、万能感です。何か変えたい時、「変わらなかった!」と誰かを責めるんだけど、自分はそもそも変えることに協力せず「くるしゅうない」とお殿様気分で従順なつもりや従っているつもりなのも、万能感です。

そして、だからこそセットで絶望もついてきます。万能感と絶望はいつも1セットで、離れ離れにはなりません。「いつも悪いことが起きて…」「もう大変で絶望していて!」と聞くと、一般の皆さんは「まぁ、それは大変!なんとかしてあげないと!」と巻き込まれつつ、万能感もりもりになっていくことが多いでしょう。一方「わたしは微力なんです」と欲を少なくして、地球全体が良くなるような生き方へどんどんシフトしている人は、巻き込まれません。