初出:2012年11月14日
Day: 2020-11-09
Protected: 【 清 ら か に 】2020/11/09 – 仲良くけんか/見ないから傷になる
罰したり叱る前に。
コミュニケーションが難しい相手に対して「強くいおう」「罰しよう」「叱ろう」とする前に、ぜひ立っていただきたい視点があります。それは「相手に脳の特性があるかも」と思ってみる視点です。
脳の特性の中でも、発達障害とよばれ、さらにその中でもASDと呼ばれる特性をもつと、入院するほどがんばってしまうような、自分の追い詰め方をします。また、報告・連絡・相談ができないので、入社後すぐ周りから反感を買ったり、本人もいじめられている感じを受けるといった展開がありえます。
「相手が発達障害かもと思うなんて、失礼だ。差別だ」と発想する方もいるようですが、それはむしろ逆です。特性を知ることで、相手に対してストレスをかけない関りを、あなたが選べるようになります。特性を知ることで、自分にストレスをかけない選択を知れるから楽になるのです。互いに生かしあっていくことを助けてくれるのです。
もちろん「相手が発達障害かもと思い込もう」という話ではなく、そういう視点で関わると接し方のガイドラインに手が伸びたり、本人が診断を受けることで将来の様々な別の病気のリスクを減らせるという話です。生きる方向にみんなが向いていって、お互いに生かしあっていくためにも、互いを知る切符としての診断名は、大切なものではないかと思います。
そんな話をした、3分間です。ではこちらから、どうぞ!
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