意志の強さと忍耐強さ

意志の強さと忍耐強さは、全く別物なんです。意志の強さとは、ストレスに立ち向かう能動的な力であるのに対し、忍耐力はストレスに耐える受動的な力です。

意志力が育まれないと、外から来る刺激や内から来る衝動や欲求のままに、動かされてしまいます。即ち「流されやすく」なります。だから「好きで始めたことなのに、なんで放り出すの!」と怒られたり、自分でも「なんで続けられないんだろう…」と悩むことになります。また、簡単なルールや約束をわかっていても、それを守ることができなくなります。(すなわち、一見するとADHDに見えるから、そこで誤診も生まれることがあります)

親が子供に合わせない養育(すなわちネグレクト)の中で、忍耐力と意志力の違いを認識していないと、しばしば虐待へと発展しますが、上のような状態の子供は、学校でも叱られやすかったり、昔で言う不良の仲間になりやすかったりと、安全な足場を失っていくことになります。

これを読んでいるみなさんには、忍耐力と意志力の違いを、腹の底に落としていただきたいです。