カンボジア以来の蓮の実

26歳か27歳以来ですが、ハスの実を見かけました。かつて頂いたのは、カンボジアでトンレサップ湖の水上ツアー待ちの時でした。知らない人に「これおいしいよ」と渡されたという、なかなか奇異で稀有な体験の一部として、記憶に残っています。

今回は、薬膳料理の材料やや漢方の生薬を扱っているお店で、お茶を探していたら、出会いました。その後、中医師と思われる方と話しましたが、直前にみたハスの実以外、気にならなかったので、ハスの実(今回は乾物)を買ってみることにしました。

決め手は、スープに入れても美味しいし、ご飯に入れても栗ご飯のようになるという、使い勝手のよさです。 早速、スープに入れてみると、枝豆・銀杏の感じから、ねっとり感を抜いた感じでした。歯ごたえは栗が確かに近いのかもしれませんが、特に栗のような甘みはありません。誰でも頂きやすいと思います。

薬膳で使う材料の中でも、ハスの実はクコの実のような使いやすさなのに、ずっと使っていなかったので、この一歩がうれしいです。気温差や湿度差が激しく、自律神経が乱れやすくなっているので、今の時期にピッタリの食材のひとつかもしれません。

そういえば、ベトナム料理屋に行くと、ハスの葉のお茶がでたりしますよね。夏向きのようなので、来年の夏には取り入れたいなと思っています。また、探しさえすれば、日本でも食用で栽培されているところが、あるかもしれません。

中医学の観点から、自分の体質を知っておくことは、とても助けになります。その時々の状態とは別に、よくそうなるという傾向があって、それが体質と呼べるものです。その時々の状態に対処することももちろん大切ですが、その場合は自分の身体全体を、自分で捉えられていないものです。自分の身体全体を捉えようとすると、自分の傾向という体質に目が向きます。 そして、体質改善まで手が届き始めると、辛い現在やどんよりした未来も、安心できる現在やすっきり明るい未来へと変えていくことができます。