韓方

「お隣を知ろう」第二弾で、そういえば体調の悪い時の参鶏湯が、どれだけ助けになったかを思い出しました。そこから、漢方ではなく韓方を調べようと思いました。かつて放送されていた「チャングムの誓い」は、この観点から時々見ていました。また「韓国に行くことがあったら、薬膳料理を食べて、(いわゆる)漢方薬市場に行きたいな~」と思っていました。

今回少しだけ韓方に触れてみて、韓国料理でよく使われる梨は、ないなら西瓜で代用することもある(料理による)という案は、ぜひ取り入れてみようと思いました。また、わたしは安売りのときしか買わない豆もやしは、むくみを改善し、気を補ってくれるそうです。身体が弱っているなら、朝ご飯に豆もやしのスープもいいそうなので、夏バテ向きかもしれません。

手に入りやすいので比較的よく買う豚肉は、腎機能を高め、気や血を補うそうですから、こちらも夏向きですね。色どりになるからよく買っていたブロッコリーは、疲れを感じるときにいいそうです。夏はカレーにもナスを入れたりしますが、ほてりを鎮め、利水作用があるから、旬でわかりやすいものの、やはり夏向きです。

あさりとせりは、どちらも好きで季節を問わず良く手を伸ばしていましたが、体内にこもった熱や毒を出してくれるそうなので、こちらも夏も積極的に頂きたい感じです。ちなみに、海外の人はまずもって頂かないごぼうも、熱や毒を出してくれます。

時々気になっては、煎る手間を考え素通りしていた銀杏は、乾燥によるのどの痛みにきくそうで、まさに秋の旬であるがゆえに!と思ったものの、最近はエアコンの多用から、時々は食卓に出したいところです。「インナードライ」という言葉の認知度も、高くなりました。

相変わらず、人生が与えてくれる以外を求めては、苦しい心のあがきを経験している方を、多く見ます。が、その前に、与えてもらったものをどう生かすかというステップを堪能できると、次に欲しいものが変わってくるでしょう。