がっかりは循環を止める!

望みが叶わないと、がっかりしてしまいますか?それとも、これを機にもっとがんばろうと、前へ進みますか?

思い通りにならないからと落ち込むなら、手にしたリソースを道端へ捨てているのと同じです。「失敗したから、余計な仕事も増えて」なんて、自分に声をかけるのは、自分の一部をさらに切り取って、道端へ捨てるようなものです。

叶わなかったという状態に含まれている、たくさんのリソースは、単に次への材料なのです。楽しみにしていた庭の果実を鳥に食べられてしまって、ほとんど皮しか残っていないなら、その皮で入浴剤やジャムをつくれます。「皮を生かそう」と思うからこそ、新しいレシピも生み出されたり、これまでも作っていたものがさらにおいしくなったりするでしょう。ゴミが減る喜びもセットです。

さらに、鳥が糞にまぜて、その果実の種を庭のどこかにその内まいてくれるかもしれません。数年後に果樹が庭に増えることになって、驚くかもしれません。

すべては循環しているのに、がっかりして立ち止まってしまうのは、その循環を止めることになってしまいます。わたしたち生き物にとって、自然なことは前を向くことです。

思い通りにならなかった時、ぜひそんな風に前に進んで、生き物として自然な姿を保ってください。