かんざし一本

現在はロングヘアであることもあり、そもそも季節ごとにしか行かない美容院に、新コロの影響で半年以上行っていません。その結果、前髪がなくなり、デコ出しです。

しかし、いつもならもうとっくに梳いているはずの髪がいてくれるために、今まで髪の量が足りなくて止まらなかったかんざしが、一発で止まるようになりました。ピンなどを使わずにかんざし一本で髪の毛が止まると、すごく便利です。ちなみに、かんざしは20代から、ベトナムでつくられた水牛のものを使っています。しなり具合が扱いやすく、また適度に感じる装飾が施されている上に、リーズナブルなことが多いです。

こんな風にして、わたしたちは常に変わり続けては、新しい機会を頂きます。その新しさにすぃっと乗っかってみると、新しい世界に連れて行ってもらえて、新たな心地よさを知り、次に選ぶものがまた変わっていきます。

卵ホルダーがやってきた。

有機農家さんの出張販売所に行けるときには、卵を最大4個買います。ちゃんとそれぞれ別の色をしていて自然で、何よりおいしいのです。そこで、地球への負担を減らす観点から、エッグホルダーを探しました。そうしたら、キャンプ用品でいくつか出ていて、いわば取っ手付き卵パックもありました。

スーパーで買うと、いちいち包装が仰々しく、ゴミの量も下手すると5倍になり、ゴミ袋代も下手すると5倍かかります。そうするとそもそもこちらが負担を感じます。有機農法のお店だと、新聞紙に包んでくれたりするから、濡らせばそれで窓もきれいになるし、その後捨てれば、生ゴミの臭い削減にもつながるのです。

今回購入した卵ホルダーはプラスチック製で、2050年には海が「プラスチックゴミ>魚」となるとも言われているため迷いましたが、紙製だと洗えないので何回かで捨てることになるから、しばらくこちらを使います。こんな感じで、時々は新たな道具が生活に入ってきます。

ところで、みなさんは、予想と違ったものを「失敗」と決めつけ、苦々しい気分になったりしていませんか?わたしは、予想と違ったものも、使える範囲を模索していると、坂を上がったら急に富士山が見えるように新しい風景を見せてくれるから、すごく大事に思っています。同様に、ムカつく相手も、最高の友になることがあります!

花を飾る真意。

田舎暮らしがスタートしてから、どんどん花を買わなくなりました。東京に住んでいた時は、室内にグリーンも花もどんどん増えていました。

結局、外が不快だから、せめてもと家の中に花を飾りたくなるのです。外が不快でなければ、着飾りたいとだって思わなくなるのです。

室内をきれいに掃除することはしますが、時間とお金をかけて行かなくても、身近に美しく元気な自然がある豊かさを、家の中でも外でも感じられて、飾るという不可思議な行動が消えていくのです。

身近にある美しく元気な自然に対しても、ただ守りたいという気持ちや感謝が生まれるだけです。

個人の中も同じです。言葉で着飾ってプライドを守ったり、知識や名誉を集めたがるのは、自分の中が不快だからです。

内側がきれいな人は、総じて正直で誠実です。そして、自分をきちんと守り、例えば自分の身体にも眠る前にきちんと感謝を抱いています。

何もない豊かさ

今年に入って「何もない豊かさ」をより感じるようになりました。何かが「ない」時に「はぁー。それはいいね!」と、嬉しくなっちゃうような感覚です。物がないと部屋が広くていいとか、人がいないから自然が荒らされないとか、そういった表面的な話ではありません。

このトンチのような話について、なるべくみなさんが受け取りやすい形を模索しながら、お話してみました。後半には「何もない豊かさ」を受け取れるようになる秘訣も、お伝えしています。それは、夢をかなえるポイントでもあります。

今回は雨の日に収録したため、蛙さん達がめっちゃ鳴いています。周りに水田がない方にとっては、癒しにもなる音かと思います。よかったら、3分ちょっと自然の営みも感じていただけたら、嬉しいです。


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六種の鴨

これまでは「あ、鴨がいる~」で、満足していたのですが、近所に6種類も鴨がいると知り、びっくりしました。国内のあちこちで容易に見かけることができる鴨は、カルガモで、その証にアヒルのような「グェッグェッ」という鳴き声を聞かせてくれます。藻や草の実だけでなく、昆虫も食べるそうです。

次によく見るのはホシハジロで、茶色の頭に黒い胸をした鴨です。主に冬の間ですが、数羽~数十羽の群れでいて、飛び立つ際に水面を助走する特徴を持つそうです。

さらに見たことがある気がするのは、カナブンのような金属光沢をもつ青緑色をしたヨシガモですが、この外見はオスのみのようで、数としてはあまり多くないそうです。

頭のてっぺんが黄色がかった白で頭全体は茶色のヒドリガモは、お食事の際、逆立ちした状態で藻などを食べるそうです。岸で草を食べることも多いそうで、ピューウイーと口笛のような声で鳴く特徴があります。近所の池で、よく喧嘩しています。

そして、おでこが白く遠目にはモノトーンにみえるオオバンは、クエーン/キョキョーンと甲高い声で鳴くそうで、水中の藻を引き上げて食べるそうです。そのおこぼれをもらいたい他の種の鴨が、周りにいることもあるそうです。少し臆病にも見えます。

ぜひ会ってみたいのは、南米あたりにいそうな印象を持つ外見をした、バンです。くちばしが赤と黄色で、地上や浅瀬でお食事していることが多いそうです。泳ぐ際には、首を前後にゆすり、他の鴨よりゆったりとしたスピードで泳ぐそうです。

鳥の名前を知ることで、山奥のようなわたしが絶対に行かない場所の生態系の一部を知ることもできて、そうなると今まで勇気や興味がわかなかったことにも、やる気が湧いたりや好奇心が向いたりします。

こんな風にして、丁寧にひとつひとつ知っていくことで、自分の行動パターンが知らず知らず変わっていく面白さは、自分を受け止める力も上げていってくれるんです。

経験のない暑さ対策

年々、地球が病む度合いは深刻化し、それは毒を持つ生物の増加や頻発する災害といった、わかりやすすぎる形を伴って、私たち骨にめり込みそうなほどしっかりと、感じられてきます。今年もとんでもない暑さになるという警告が、すでに気象庁からも発信されています。

10年前には、グリーンカーテン+朝夕の水打ち+年10回未満のクーラー使用で、どんな年も十分暮らせていました。しかし、5年前まで近づくと、グリーンカーテン+朝夕の水打ち+年1ヶ月はクーラー使用となりました。さらに、昨年はグリーンカーテン+朝夕の水打ち+年3か月はクーラー使用(除湿含む)+クールアッププラス使用でした。

去年は、近隣からの迷惑行為により洗濯物を外に干せなかったので、太陽光がまともに窓に当たっていましたが、今年は洗濯物を干せるので体感で2℃は下がるでしょう。しかし、さらに今年は、農業用遮光ネットも外側に設置することにしました。黒い色だと遮光率が90%を超えるのですが、暑くて真っ暗だとホラーなので、白を選びました。

洗濯物の干しやすさも考え、部分的に配置します。また、強風の日に外しやすく、1~数年で廃棄したとしても気楽な値段のものを選びました。風をある程度通してくれるタイプであることも、考慮しました。

単純計算で行くと、クールアップ・プラス(遮光率:53%)と農業用遮光ネット(遮光率:55%)の両方を設置した部分については、何もしないところに比べて1/3くらいの光のみが届くようになるはずなので、その分涼しくなるはずです。だから、この後様子を見ながら設置したいと思っています。持ち家の方は、温度を下げてくれるペンキを塗るなど、他にもできる対策があると思います。

夜になれば気温がぐっと下がり、涼しい風にホッとできた地域でも、最低気温自体が年々上がってきていますから、今の内にしっかり対策しておきましょう。今だからできることがあります。

食べ過ぎで頭痛

何かしらつまむことが、癖づいていませんか?「食べ過ぎ=大食い」ではないんです。

胃腸が休めないままだと、胃腸と関連の深い筋肉は緊張し始めます。たくさん歩いて足がパンパンになったことがある方もいらっしゃると思いますが、その内臓版です。そして、そうすると背中が硬直してくるのです。そうすれば、僧帽筋が下に向かって引っ張られることになるから、僧帽筋と関連の深い肩甲骨や首まで柔軟性を失っていきます。

それは、たとえていうなら、重い荷物をせおったときの背部と同じ状態が作り出されているということです。めちゃくちゃ重い荷物を背負うと、立ち上がる時、後ろにひっぱられますよね?そんな中バランスを取ろうとしたら、顎を突き出すように身体を使っていく必要が生じます。

重い荷物が原因なら、そうした使い方はごく一時的で済みます。しかし、そうでないからこそ、顎が突き出る時間が過ぎるにつれ、首の筋肉はさらに硬直します。どんどん血流が悪くなります。そして、頭痛になっていくというパターンがあるのです。まずは、適切な食事回数と量を知っていきましょう。そして、背中の緊張をとっていくために、おそらく多くの方にとってお手軽なのは、ストレッチポールを使って、毎日背中を、特に背骨周辺をゆるめていくことです。

フライドチキンを頂くとき、骨ぎりぎりまでついた肉をきれいにはがして食べるあの感覚で、背骨にくっついているいろいろを緩めていって、背骨単体に戻してあげるイメージでしょうか。背骨の硬直がゆるむと、血流やリンパの流れも改善されます。つまり、デトックスも進みます。当然、肌の悩みやむくみも減っていくでしょう。

不調や痛みが出た時は、自分の心身を好奇心から探検していくチャンスです。その積み重ねが、小さな不調の前触れの前触れの前触れの前触れの前触れを、捉えられる自分を生んでくれます。捉えられれば、対処できるのです。そうすると、不調自体と疎遠になれる未来を創れます。また、具合が悪い時に感じる不安・病院に行くためにスケジュールを変更する大変さ・不十分な自己管理がうむ他者からの不信からも、自由になっていく未来を創っていけるのです。

毎日スッキリ過ごそう!

なんだかスッキリしない感覚から、紅茶・日本茶・コーヒーなどのカフェインに走り、それでも少ししかスッキリしないと感じるからこそ、「もう一杯」と手が伸びていませんか?

もしそうなら、以下を試してみると、それまでの選択の誤りも自覚できる上に、あらゆる選択の正しいパターンの片鱗は学習できるという、うれしい体験が待っているでしょう。

バイタリティーブレンド
L-テアニン(5%オフになる紹介コード:APQ3843)

なんだかスッキリしない感覚があるような不定愁訴の状態は、そうした感覚のない健やかな状態の人からみると「それを創り出す環境・習慣を有している人に見られる状態」とだけ映ります。

かわいそうな自分を好きな方は、大勢います。しかし、それはとりもなおさず、その方が、希望を追っているつもりで、欲望を追っている証です。

花びら茸

「田舎あるある」で、希少価値の高いキノコが、スーパーの片隅にぽつんといました。お年寄りだらけの田舎では、知られていないものに手が伸びない傾向が強く、どう調理していいかわからないものは、スルーされがちです。

しかし、今回気になり手に取ったそれは、なんとスーパーフードでサプリメントにもなっていたから、驚きです。

ごく限られた条件を満たした環境でのみ育つそうで、まるで白いサンゴ礁のようなキノコで、花びら茸という名前です。カリフラワーマッシュルームとも呼ばれ、キノコ類の中でもっともβグルカンを含むだけでなく、サイレントエストロゲン(細胞増殖の活性はせず、エストロゲン 作用のみ有する)含むそうです。

「ずっとここに置かれている」と思って、何気なく手に取ったものが、上のような効果があるスーパーフードで、久しぶりにびっくりしました。スーパーフードと呼ばれているものに全く手をつけてこなかったのに、意外なところで交わりました。

皆さんは最近、こんな意外で貴重な出会いは、ありましたか?自分の中にある闇/嫌なところと出会ってしまうことも、また同じように意外で貴重な出会いなんです。

日本タンポポが伝える、真の強さ

新コロに押されるように、色んな人がインスタライブやYoutube Liveをしていますが、少し前にアニエス・ベーのデザイナー自身(つまり、アニエス・ベー)がしていたインスタライブが、よかったんですよね。彼女がインスタで世界に向けて出しているメッセージも好きです。

さて、前回、podcastを録った場所では、日本タンポポが群生していて、もううれしくてスキップしそうになったんです。そこで、今回はその日本タンポポ(しなのタンポポなど、色々な種類がある)と西洋タンポポ(地域によっては夏や秋も咲く)の話をお伝えすることで、みなさんに「どう生きるか」や「どうキャリアを積んでいくか」「これからの経営をどうするか」といった深いところで、ひらめきやヒントがあるように、お話しています。

今回は雨が降る前だったので、カラスの声なども入っていますが、そんな自然の変化も楽しみに聞いて頂けたらいいなと思っています。わたしがいる環境の音を聞いて頂くことが、毎日のいいね!のお祝いそのものになると、思っているからです。


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思考の狂い

緑が濃くなるスピードに、日々感嘆しています。

さて、思考の狂いが大きくなってくると(ほとんどの方が”イマココ”)、こんなことが起きます。

例えば、食事をしているとします。本当に上質な食事をいただいていると、呼吸が深くなったり、表情が柔和かつ優しくなったり、おしゃべりをしようとは思わないのです。たとえていうなら、森林浴をしていて鳥の声に気持ちよくなっている時のような、身体の反応や表情の変化を見せます。

その時、周りの人には「この人はこの食事がおいしいんだな」と見えています。でも、ご本人はこの食事を美味しかったとは記憶しないのです。その食事に「おいしかった」をタグ付けをできません。タグ付けがとことん間違っているのですが、自覚する術がない状態です。

これが、次に何か来たら、心がポキッといきそうなくらい、ストレス耐性が相当低い状態です。未来の安心を担保するという視点から見ると、レッドカードです。

この条件のまま、やる。

オンラインWS「ストレス耐性UP」のお申込みは、明日までです。

さて、「新コロに邪魔された」と感じている人の中には、単に普段から創造的でない姿勢が浮き彫りになっただけの方も、大勢います。「あれがなければできない」「こんな場所じゃないとできない」「ああだったはずなのに」「あの人のせいだ」そう思うと、確実にあなたは今からどんどん離れてしまいます。

そのふわふわ漂う状態で、はらわたを煮えくり返らせたり、頭に血を上らせたりしても、やっぱり今には戻れず、どんどん不安が募って、今度はハートを閉じてしまうという、より不健康な状態に入るだけです。こういう状態に入りやすい人が、普段から自分に禁じているのは「楽しむ」ことのように見えます。

今すぐ/この条件のまま/物理的にもこの場所のまま、楽しんじゃっていいんだよ!と、自分に許可を出してあげませんか?創造的になるって、誰にとっても楽しいことです。こどもはみんなやっています。「やり方がわからない」というのは、創造性を奪われた自分を見失った大人たちだけです。

子供の時、やり方なんてわからなくても、触ってみたいものがありませんでしたか?「きれいだなぁ~」「かっこいいなぁ!」「どうなっているんだろう?」と、手が先に出ませんでしたか?そうやって、どんどん探検していたら、壊してしまったり、怒られてしまったこともあるでしょう。でも、それでもどんどん、創造的に楽しんでいいんです。ストレス耐性の高い人は、常に「この条件のままやる」瞬間の連続を生きている、つまり常に楽しんじゃってるようです。