激しいトレーニングをし、結果が生活を左右するアスリートをお手本に、身体作りをしてしまっていませんか?
競技用のウェアは、日々の暮らしは快適にしてくれません。目指す延長線上にある競技用の身体は、果たして自分の日常を気持ちよくしてくれるのか、考えたことはありましたか?
極端に体脂肪率が低かったり、日々500gの体重変動も試合に響くために細かな調整を重ねたアスリートの身体は、むしろ免疫機能が低下しやすいことは、広く知られ始めています。
転じて、そのときの自分にとって強度の高い運動をしてしまえば、免疫機能が下がり、風邪や皮膚病や胃腸を壊す方向に、行ってしまいます。
「激しい運動ができる=体力がある」と自分に負荷をかけすぎれば、体力は逆になくなるのです。がんばるほど目指す状態から遠ざかるような目標を、設定してしまっているのです。
その時の自分の身体の限界を正しく知れる正確さを身につけていくには、陰ヨガなど陰のスポーツがいいガイドになってくれるでしょう。忍耐強く身体の深部を緩め、自分が脆い感覚になることを引き受けられるようになると、上述した正確さは部分的には養われます。
さらに、がんばるほど目指す状態から遠ざかる方は、先の見えない暗闇の中を探求している感覚に飲み込まれているのではないかと、推察します。先の見えない暗闇で健全に探求していくには、つまり自分の身体をまちがっても壊したりはしない適切な目標設定を常としていくには、明日〆切のオンライン・ワークショップ「宙ぶらりん最高」が「人をダメにするソファー」みたいにみなさんの役に立ちます。