開き直る高揚感。

例えば、1才の子を真夜中にお風呂に入れているなら、これはもう子育てとして間違っています。子供の成長を促すのではなく、明確に成長を阻害しているからです。

上のように、親の生活に子供を合わせてしまうのは、子育てにおける間違いです。子供は親に合わせてもらうことで、それ以外の人とも健やかに絆を結んでいけるようになります。

ところが、こうしたことをしながら、不安になっても「でも、人と比べちゃいけない。わたしはわたし」と開き直ることを、強さや凛とした態度だと認識する方が、数多くいらっしゃいます。

開き直った瞬間のちょっと強くなったような昂ぶる感じを、自分らしさだと認識しては、あやまちをより深めています。何が不快で何が快適かも、わからなくなっています。

そうすると、何を読もうと誰と話そうとどんなサービスを利用しようと、あやまちが重なるため、着実に心身を病みます。

どんどん心身の状態が悪化しているなら、あなたの中においてはその不安の方が、開き直りよりも正しさに近いと認識するようにし、不安にきちんと耳を傾けていくことです。

どんどん地球の状態が悪化し、その加速ぶりはすさまじく、人間社会もそれにつられ、凄惨さを増しています。そんな中で、きちんと正しさに向かい歩むことは、それ自体がもう夢に近いでしょう。しかし、そんな夢を生きたい人がそれを現実化するお手伝いを、今日もわたしは続けます。