他人の感覚を生きているから、自分はダメだと思う。

ダメな自分と思った時、は既に自分の感覚で生きていないことに、お気づきですか?他人の感覚、多くは父の感覚や母の感覚やパートナーの感覚(や職場の上司の感覚や机を並べる同僚の感覚や毎晩いくバーのマスターの感覚や毎朝行くカフェのオーナーの感覚)を、生きています。

毎日頑張っているつもりなのに、会社で嫌なことがあって「もう会社に行きたくない。休みたい。でも、それだとますますダメな自分」と思う時、実は、家族のために文字通り休みなく働いたあなたの母親が「もう休みたい!」と思った感覚を、知らずに受け取って生きていたりします。

その後「いや、でも休むわけにはいかない。あちこちに迷惑がかかる。休むなんてとんでもない。これ以上ダメな自分になって、どうする!ダメだからこそ、がんばるんだ」と、打ち消します。それは、来る日も来る日も会社への行き来を繰り返した、勤勉なお父さんの感覚で、知らずに受け取って生きていたりするわけです。

ちなみに、自己否定を「自分が自分を否定すること」と解釈してきたなら、それはあなたに「言葉を真に受ける性質」があるからです。

「自分はダメだ」「もうすぐ定年なのに、自分はこれまで一体何をしてきたのか」「もっと強くならないと」。そんな風に自己否定が始まるとき、ちょっと立ち止まって「他人の感覚を生きているみたい」と、自分に言ってあげると、今までにない解決の道が開けるでしょう。