伸びる人は乱さない。

物をあちこちに置いて空間を乱したり、あれもイマイチこれもと服を買い足しクローゼットが破裂しそうで、毎日服をスムーズに選べなかったり、似たような参考書を買い込んですべて中途半端に使っているのは、空間だけでなく時間も乱してしまう暮らし方です。

わたしたちが現実と認識するものは、空間と時間という二軸で成り立っています。この二軸を乱せば、現実全体が乱れることはお判り頂けるでしょう。空間と時間を乱せば、みなさんが大好きなお金だって、使い方が乱れます。つまり、カード払いに気を大きくしたり、投資や消費のつもりで、内臓脂肪みたいに浪費がふえます。

高校時代、クラスで成績がよかった人を思い出してみましょうか。成績を伸ばしていた人ほど、一冊の参考書をボロボロになるまで、上手に使っていませんでしたか?伸びた人は、試行錯誤の後に、お金のかからない物を持たない方へ進みます。伸びる人ほど、お金も空間も時間も乱さないのです。

同じことが、仕事や家事でも言えます。料理の腕がいい人ほど、料理が食卓に並んだとき、シンクはきれいです。仕事ができる人ほど、睡眠が足りなかろうと、雨降りだろうと、粗い言葉や雑な振る舞いから縁遠いものです。まず、どんな時にどんな風に、自分が空間や時間を乱しているか、淡々と観察してみましょうか。

初出:2017年10月28日