解釈はあくまでも、事実とセットです。事実は第三者も確認可能なことで、観察者によって揺るがないものをいいます。例えば「黒雲が空を覆っている」は事実ですが、「雨が降りそうだ」は事実に基づく解釈です。一方「だから、悪いことが起きそうだ」は妄想です。事実に触発されていても、事実に基づきません。
自分のルーツを感じたくなって「前世」を持ち出すのは、妄想です。解釈ではありません。圧倒的に多いのは、事実としてあなたにつながるご先祖様がのこした目には見えない情報を受け取り、それを「前世」と思い込むケースです。目には見えない情報が残されているということは、ご先祖様が安らかな状態にないということです。
よく考えてみましょう。シーンとした心持ちで、今日をはじめましょう。