明日から「啓蟄」です。おはようございます、吉野実岐子です。
鼻と関連が深い頸椎三番(首)は、鼻水・鼻づまりのときに、その存在が際立ちます。ずれてぼこっとなるからです。他にも、人工香料をかいだり、沖縄での台風接近時、新幹線・飛行機で高速移動中には、ずれて身体全体をまもろうとしてくれます。気圧が変化すれば、鼻も影響を受けるので、頸椎三番が動いて当たり前です。
寝た状態で頸椎三番付近を温める以外に、みなさんが試す価値のあることは、鼻の付け根の骨に沿って、軽く圧をかけながら、指で上下になぞることです。不調を感じていなかったとしても、これだけで、鼻が息を吸いやすい感じを今すぐ経験できるでしょう。
また、ヨガの呼吸法のひとつである「ナディーショーダナ(片鼻呼吸)」も、「右が左よりつまっている」など、現状への認識を高めてくれて、視野も広げてくれます。(検索すれば、やり方を示す動画が見つかるでしょう)
少しでも、鼻の不調を緩和したいなら、不調を感じる前から、こうしたことを日々に取り入れていきましょう。卵巣に病があると、においの感覚が狂ったりもします。鼻は生殖器との関係も深いので、異変に気付いた方は、すぐ適切な行動に身を投じましょう。