ある時点まで来ると急に靄がかかったように進めなくなる方は、分類(決めつけ)好きです。一部を取り上げるのが、分類です。ここに落とし穴があります。
例えばみなさん、本や衣類を分類したことがあるでしょう。そのことに満足して、もう何か月も手を伸ばしていない美術品展示のようになっている棚やケースは、ありませんか?あることに満足して、生かしていない状態になっていませんか?
分類は、ある面を際立たせてくれます。だからこそ、その一面に囚われやすくなります。分類を変えるだけで、読むようになる本・着るようになる服があるでしょう。
分類が同じでも詳細が違うことは、多々あります。クライアントさんが、こんな風に書いて下さいました。(掲載許可を頂いています)
「仕事の中でもひとくくりにしたためにミスにつながったっていうことがありました。
ひとくくりにしたために、前回と同じ対応をしてしまい、よくよく聞いたら大きなカテゴリーでは一緒だけど、発生した理由や対処方法は全然別物ってことがありました。」