こんにちは、吉野実岐子です。
朝からちょっと痛い話をしますが、たとえば性的虐待を受けた人は、骨盤底筋が緊張し続けてしまうケースが多いことが、医師により報告されています。骨盤底筋が緊張し続けると、排便時にリラックスできず、便秘になりやすくなったり、様々な他の症状を連れてきます。
きっかけがなんであれ、骨盤底筋が慢性的に緊張していると、もちろんグラウンディングも難しくなります。
あえて、頭に訴える書き方をしますが、女性の方で、お手洗いを不必要にガマンして、膀胱炎になってまで、骨盤底筋を緊張させつづけるというのは、上と同じインパクトを身体にもたらします。自分で自分を虐待しているようなものなのです。どうか止めて下さい。そういう方は、わたしの知る限りでは、100%自分が女性であることを、受け入れていません。自分の中の女性性はあまり使わず、男性性ばかり使おうとする、キャリアを積んだ女性が多めです。
感情は筋肉に記憶されます。だから、感情をリリースすると、肩こりが治ったり、お通じがよくなったりするのは、当たり前です。日々のコーチングでも、非常によくあることです。しかし、これらは身体の声ではありません。身体が心に押し付けられて、心の声を代弁しています。筋肉のストックした、ストックする必要などなかった緊張は、リリースしていきましょう。そうすると、身体の声にダイレクトにアクセスしやすくなります。心の感覚と身体の感覚を区別していくヒントになるでしょうか?
もっとも簡単&安全な方法は、実際に触ったりして、緊張していると感じる場所を見つけたら、そこに息を送り込むことです。息を吐くと共に、緊張をリリースしていきます。自分の身体を虐待するような使い方は、どうかしないでくださいね。あなたが、今存在していられるのは、あなたのその身体が今ここにあるからなのですから。身体に、ここから、最大の敬意をはらって生きていきませんか?
今日は新月です。ここからまた、みなさんにとって、優しいメロディーが始まっていきますよう、心から願っています。