Day: 2014-05-03
怒り ≠ 攻撃
こんにちは、吉野実岐子です。
怒りを抑圧してしまい、なかなかあらわせない人は、自己と非自己の区別ができていません。「どこまでが自分が分からない」から、怒ることを躊躇します。さらに、怒りには段階があることを、知りません。
動物をみてください。猫も犬もライオンも、怒った時にすぐ攻撃するのではなく、まず威嚇します。威嚇という形で、怒りをあらわすことで、互いが致命的な傷を負ったり、いのちを失うことから、上手に回避しています。怒りとは攻撃そのものではないのです。
自己と非自己の区別ができていないと、自分で自分を攻撃するようになります。酒浸り、不必要な徹夜など、自己破壊的な行動をとったり、自分で自分を攻撃する免疫疾患になります。怒りの抑圧は、免疫系統を混乱させます。
みなさんは、どうでしょう?これまでの人生で、何回怒りを適切にあらわせましたか?そもそも、怒りを感じることをゆるしてきましたか?