DictationとTranscription

わたしは英語のレッスンの時は、ほぼ毎回自分でMaterialを用意します。ことは、英語の先生に「メールでおくってあるMaterialの二つ目をひらいてくれる?わたしのDictationがただしいか、確認したいの。」といったことから、始まりました。

思えば、Dictationという言葉は、学生時代の英語の授業でしか使わなかったのです。その特異性にうすうす気づきつつ、用法など未確認でした。

わたしはあるネィティブ・スピーカーの言っていることを、自分が朧げにしか聞き取れなかったので、自分の聞き取りがあっているか、確認したかったのでした。相手はわたしだけに話しているわけではなく、相手にわたしに書きとってもらう意図は全くありません。その場合は、Transcriptionというのだそうです。I transcribed his lecture. だったのです。

逆に、基本わたしに話していて、わたしに書きとってもらう意図がある場合には、dictation なんです。例えば、The boss dictated to his secretary. She took dictation. のように。

Dictationという言葉は、使われる範囲がひどく狭い言葉だったんですね。びっくりしました。

ちなみに、Stenographer(速記者)は、Transcribeしています。さらに、Stenographerの上位10%は、年収1000万だそうです。しかし、主に法廷で、秘密の暗号マップのようなメモをとり、さらにそれをふつうの言語に書き起こすまでが、彼らの仕事です。法廷や国会など、間違えたときの責任重大な場面での仕事です。

わたしも英語の先生も、Stenographerにはなりたくないという意見で一致しました(笑)。

ちなみに、フランス語のLa dictéeだと、また適用範囲が異なります。フランス語でいうとこうだから、英語でもこうかなやその逆で発想することがおおいから、気をつけます。(だから、ヨーロピアンの英語は、アメリカンには、???となることが、多い。)

今、クライアントさんの八割が、英語を実際に仕事でつかっている方達ですので、このような記事を書いてみました。みなさんのお役にたてば、なによりです!