みなさん「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かず」をご存知だと思います。人材育成やマネージメント、子育てなど、色んな場面で、引用されます。ところで、続きはご存知でしたか?
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かず。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。山本五十六
最後の「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」に、ハッとした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
できてもできなくても、感謝で見守り信頼するのです。新人さんがエクセルシートをぐちゃぐちゃにしようと、お子さんが料理を手伝ってくれて、より台所がしっちゃかめっちゃかになろうと、信頼します。
そして、何より大事なのは、これを自分に言ってあげることです。
「させてみて、ほめてやらねばわたしは動かず。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、わたしは育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、わたしは実らず。」
できてもできなくても、自分を感謝で見守っていくと、何が起きても何が起きなくても感謝できる力が、取り戻されていきます。何が起きても何が起きなくても感謝できる力は、大人の遊びのベースだと、思いませんか?