Coaching in Leadeship and Healthcare Conference at Boston.

ボストンで、ハーバードメディカルスクールが主催している、”COACHING IN LEADERSHIP & HEALTHCARE​: Theory, Practice & Results”というカンファレンスに、参加しています。会場内が外(11℃)より寒く、ニット重ね着にホッカイロ3枚張りでも、太刀打ちできず、つらいです。

朝7時半の、ネットワーキングも兼ねた朝ごはんから、カンファレンスは始まります。どの国のホテルでも、季節問わず見かける率の高い、パイナップルとバナナの添えられた、野菜のないコンチネンタル・ブレックファーストが、用意されていて、わたしのモチベーションは急降下しました。

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輸入業に携わっていた方から、こんなお話を聞いたことがあります。

・ パイナップルの皮は、産業廃棄物
・ バナナは、生産国で、農薬プールに、浸される。
・ バナナは、青いまま陸揚げという法律がある。
・ 輸送中、冷房が壊れて、黄色くなれば、ゴミ。
・ 陸揚げしてから、エチレンガスで5ー7日間、色付け。

食は、いのちそのものなので、普段、何より注意を払っています。ところが、ここでは、野菜サラダを頼んでも、主役はドレッシング。野菜サンドを頼んでも、サンドウィッチには、油で炒めた野菜が入っていて、油でベトベト。さらにサンドウィッチ以上に、フレンチフライが山盛り。

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日本も、1960年代中盤は、ごはんの摂取量が一日5杯だったのが、現在は、1日3杯に減り、その分、油の摂取量が、年3本→年8本と、増えています。肥満の増加の一因だそうです。こういうサイクルだと、医薬業界のみなさんが、濡れ手に粟でしょうか?その横で、ダイエットコーチングのセッションもあるとは、なんと皮肉なものです。

地下鉄のターミナル駅のホームにあるキオスクでは、ホットドッグと揚げ物が、売られていました。一日目のホテルには、なぜかテレビ2台と電子レンジまであって、「不要なものがごっそりある国」だと、しみじみ思いました。いのちを助けないものばかり、溢れています。コーヒーショップでは、ほとんどの人が一番大きなサイズで、オーダーしてい増田。寒いので、コーヒーやココアを止む無く買うのですが、スモールサイズがないことに、辟易しました。わたしは、ただのお白湯が欲しかったです。

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夜7時半までみっちりのスケジュールで、会期中は、こんな名札を首からぶら下げて、自分の登録したセッションを梯子します。

日本も、輸入した食料の約1/3を廃棄するという、とんでもない食品ロスも、生んでいる国で、この目の前にあるボストンのお食事とも、ちゃんとすべてでつながってしまっているのですよね。 日本の食糧廃棄量は、食糧支援として送られる、世界の全食料の4倍ですから。

カンファレンスの内容自体も、コピペしたようなプレゼン方法と、内容ばかりでした。こんなに気の悪い土地では、優秀な頭脳ではなく、都合のいい頭脳が、育つのでしょう。思いがけず、ボストンでサバイバルな時間を過ごしています。

【開催報告】 9/22 「うつくしいリーダー」

9/22「うつくしいリーダー」の開催報告です。当日は、東京・千葉・埼玉・静岡・石川から、20代~50代の、男女のみなさんが、集まってくださいました。

今回は、参加される方からの差し入れ、参加されない方からも差し入れがあり、お菓子にお花に、どっさりでした。差し入れて下さったみなさん。あなたの豊かさを、物質を通しても、あらわしてくださって、ありがとうございます。

全員、過去の「うつくしいリーダー」に、参加経験のある方でしたので、「前回と比べて、自分の成長を知る」方が、何人もいらっしゃいました。

許可を頂いたので、みなさんのコメントを掲載します。ワークに関連するところは、○○などに置き換えてあります。

前回と比べて

・前回と比べて、自分がとてもリラックスしていた。前よりも自然体で居られる自分を観て、その感覚を味わっていた。
・2/11のときは、まだよく理解できていなかった「リーダー」というものが何なのか、見えてきた気がした。また、かなり自分らしくのびのびとしていられたと思う。
・2/11の仲間も、自分の求める環境に向かって思い切って踏み出していたことがうれしかったし、励みになる。
・今回は外へ感覚を向けるワークで、5月とは違って未体験の刺激でした!!

一番の発見

・恥じている部分は、恥じたままでいい。でも、そこをきちんと見つめて、その根幹にあるメッセージを受け取らないと、勿体ない。そうすると、自分も楽になって、周囲にもよい影響を、与えられること。同時に、他の人から恥じていることを打ち明けられたとき、「○○…」の答えをさがしながら向かい合うと、自分にも相手にも心地よい時間が持てる。

・対している相手の良さをさがす事って自分も相手も幸せにするんだなぁと感じた。自分の良い所を探した貰った時はすごく嬉しいし、自分が相手を一生懸命みて、聞いて感じたことを話したとき、はっとして、「ありがとう」って笑顔で言われるのもすごく嬉しい。

・ 「うつくしさ」という言葉に、すっと立つ強さを感じました。

・自分のうつくしさ、自分がうつくしいと感じるものがすべて、この世界に反映されてる。

全体としては、こんな感じでした!

『「心から楽しむ」を久しぶりにやった気がする。自分をねぎらうと、楽しい。』

◎ 9/22「うつくしいリーダー」開催概要は、こちらです。
◎ 9/22「うつくしいリーダー」の感想は、こちらです。

高校時代から、惚れ込んだ人。

先日、高校時代からずっと、惚れこんでいる人に、やっと会えました。西岡常一さんと仰り、1995年に亡くなられた、宮大工さんです。昭和の法隆寺大修理、戦後、薬師寺金堂・西塔などの再建を、棟梁として手掛けた、すごい方です。

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(映画の詳細)

弟の夏の課題図書リストに、西岡さんの本があり、弟から借りて読んだのです。あの時、『あぁ、やっと会えた』と、心の灯がともったのを、思い出します。自分の行きたい道を、先に進む人に出会えて、心から安堵したのです。

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みなさんは、こういう特別な出会いを、経験されていますか?もし、あなたが西岡さんの仕事や本に触れて、同じように感じられていたなら、わたしは、あなたとぜひ出会いたいです。